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お茶のときにでも、お読みください


『ゆるり民藝 東北に暮らして』
     大谷美紀

 

普段つかいの身の回りの手仕事の品々。
東北の風土で生まれたものとのくらし。
作り手、産地へ足を運び、伺ったおはなしなども織り交ぜながら、
日々のうれしいことが語られています。

のんびりとお読みいただければと思います。



  ゆるり民藝_表紙2.jpg

宮城県の地元紙、河北新報の朝刊に掲載された
「ゆるり民藝 東北に暮らして」が冊子になりました。

島根県育ちで、仙台市在住のライター大谷美紀が出会った
民藝の味わいや感じた日々の喜びを月に一度紹介している連載です。
2014年1月から12月までの内容に
新たに仙台駄菓子などを加えて再編集されています。



ゆるり民藝冊子_中扉.jpg

扉には、仙台の柳生和紙(楮100%)に活版印刷した短冊が手貼りされ、
民藝の祖である柳宗悦と柳生和紙の関わりについても紹介されています。



[目次と内容]
 
1月 大人のままごと     
    漆の小さな器たちと
 
2月 立春大吉の手紙     
    贈る心 和紙にのせて
 
3月 南部鉄瓶のある朝    
    白湯の味 心をまるく
  
4月 曲げわっぱのおべんとう 
    秋田杉 百年のごちそう
  
5月 お菓子の木型      
    伝統映すひとかけら
 
6月 山ぶどうの籠 
    樹液のしたたる梅雨が旬
 
ゆるりいっぷく
仙台駄菓子をおともに  
 
7月 土鍋で夏野菜  
    地の味わいを生かす
 
8月 子どものお茶時間  
    手仕事の器に心通う
 
9月 価値あるお古  
    心地よさ増す藍染め
 
10月 仙台芸妓と三春人形  
    作為なき舞い姿 心打つ
 
11月 愛着のホームスパン  
    仕立て直して息長く
 
12月 庄内のしめ縄  
    豊穣を願う祈りの形


ゆるり民藝_中面.JPG


 【著者略歴】
大谷美紀(おおたに・みき)


島根県育ち。京都女子大学卒業。1991年から仙台市に暮らす。
ライターとして東北のひとや文化などを取材。丁寧な手仕事
から生まれた焼き物、織物、染めもの、和紙、木工など、気
になっていたものに触れるうちに「民藝」にたどり着く。
2007年より宮城県民芸協会会員

http://ootanimiki.sakura.ne.jp
 
 
『ゆるり民藝 東北に暮らして』 
著者 大谷美紀
発行 光原社仙台店
 
800円(税別)
A5/36ページ 柳生和紙の短冊付き(活版印刷)













 
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