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七尾佳洋さん おはなしの会

七尾佳洋さん おはなしの会
ありがとうございます。




手間のかかることをいとわず
あえて練込(ねりこみ)技法による
焼きものの道を選んだ七尾佳洋さん。


2012年11/16(金)〜20(火)の仙台光原社での作陶展にあわせて
初日となった16日(金)午後3〜4時に
「北海道の暮らしとやきもの」と題し
おはなしの会を開いていただきました。




焼きものの素地が凍えることもある北海道での暮らしぶり。
練り込み技法とは、どのように形づくられていくのか。
七尾さんご自身が撮影した画像をもとに、あれこれ。


手づくりされた12坪の工房は
地区のみなさんに協力してもらって完成したこと。
薪ストーブでの暮らしが半年続くこと。


ご自宅でたく薪にこだわり、釉薬の原料にする灰を得ていること。
無農薬栽培をされている山本さんの稲わらを灰釉にして
うつわにも「山本ワラ白釉土瓶」などと、名づけられていること。


練込の模様には、
マーブル
縞(しま)
縞を応用した鶉手(うずらで)とあり
「うずらで」は文字通りウズラの羽に似た模様だから、などなど。


ご参加いただいたみなさんからも、
その場、その場で、質問が上がる
うちとけた会となりました。


おはなしの会後、
すぐ隣の仙台光原社に戻ってからも
七尾さんを囲み、実際に焼きものを見ながら質問される方が多数。





その中でも話しこまれていた方々は……、
左奥から時計まわりに
七尾さん
白磁つくり手の五十嵐元次さん
宮城県民藝協会の白鳥幸昌さん・美紀子さんご夫妻
白磁つくり手の田代里見さんという
とても素敵なお顔ぶれです。


平日午後というお忙しい時間帯にも関わらず
お集まりいただいたみなさま、本当にありがとうございます。
ご準備くださった七尾さん、心から感謝申し上げます。ぜひまた!


七尾さんの作陶展は、11/20(火)まで続きます。
「食べものが、おいしく見える器」を
ぜひ手にとってお確かめください。








| kogensya | 15:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
七尾佳洋さん作陶展とおはなしの会


七尾佳洋さん作陶展とおはなしの会


 

作陶展

2012年11/16(金)〜20(火)
仙台光原社



おはなしの会
2012年11/16(金) 15:00〜16:00
  
                                               ※会費500円(お茶とお菓子付き) 
                        ※11/9までにご予約ください。
                                         仙台光原社 TEL 022-223-6674
仙台光原社となり  「ホテルベルエア仙台」 1Fレストラン



ミルフィーユのように
何層にも異なる土を重ねて生地をつくり
器に成形する「練込(ねりこみ)」という技法があります。



その技法によって器をつくる七尾佳洋さんは
2008年日本民藝館展の奨励賞を受賞された、若きつくり手。


生まれ育った函館から沖縄県立芸術大へとすすみ
そこで民藝の思想に出会い
丹波の陶芸家・柴田雅章さんに師事。
ふたたび函館に戻り、ご自身で工房を建て、作陶しています。


北の地で生みだされる練込の器は
木目のように自然で
心をしずめるような落ち着きがあります。
ささっとつくったパスタやお菜も
ごちそうに見せてくれる器たち。





その器がどのようにつくられ
どうして、その落ち着きが生まれるのか
おはなしから見えてくるものがあるはずです。


写真が趣味という七尾さんが撮影された画像も
一緒にお楽しみください。



※席に限りがありますので、
 早めのご予約をおすすめします。


仙台光原社
仙台市青葉区一番町一丁目4-10
TEL 022-223-6674
   
10:00 〜18:30









| kogensya | 14:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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