まゆみ窯 眞弓亮司 陶展
2017.05.10 Wednesday | category:企画展
昨年5月に予定していた眞弓さんの展示会が、
熊本地震により、ようやく一年越しに開催の運びとなりました。
こちらは、熊本にある自宅兼ギャラリー。
落ち着いた暮らしぶりが感じられる、心地のよいお宅です。
まゆみ窯の看板のもとには熊本出身の詩人、坂村真民の
「念ずれば花ひらく」の碑があります。
その碑は、30年修業を積んだ小代ふもと窯にある碑と同じ。
師匠の井上泰秋さんが、つねに心にとめている言葉です。
街から少し離れた山あい。
集落を見おろす坂の上にある自宅兼ギャラリーの
裏手に工房があります。
日夜、轆轤(ろくろ)をひく眞弓さん。
兄弟弟子にあたる小代ふもと窯の井上尚之さん曰く
「轆轤の腕は、日本でも指折りです」
乾燥中の皿。
象嵌(ぞうがん)は、まゆみ窯が得意とする仕事のひとつです。
さまざまな草木が茂る裏庭。
こぶしの花が咲く時季は、ヒヨドリが来て花をついばみ
カンナの花が咲き、蝶が飛ぶ、ものづくりに適した静かな環境です。
眞弓さんの人柄もその作品も
「実直」という言葉が似合います。
控えめながら力強い器は、
ふだんの暮らしでも
きっとよくはたらいてくれるはずです。
まゆみ窯 眞弓亮司 陶展
2017年 5月19日(金) 〜 22日(月) 10:00〜18:30
*眞弓さんは21日(日)午後から来展予定です
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